「冷え症」についての2回目は主に対策について述べます。
まず、日頃の生活習慣を見直しましょう。
食事
冷たい食べ物や飲み物を控え積極的に温かいものを食べましょう。
栄養素としてはビタミンB1・C・E、パントテン酸、タンパク質が良いようです。
運動
1日30分くらいのウオーキングなど。
入浴
38~40度の湯にゆっくりつかる。
服装
首元や下半身を温めるようにしましょう。
西洋医学では「冷え」に伴う疾患に対しての治療の方法はありますが、疾患以外の「冷え」に対しての治療法は残念ながらありません。
漢方医学では冷えのタイプに応じた治療法がありますので、生活習慣を整えたにもかかわらず症状が改善しない方は漢方処方を行っている医療機関にご相談ください。