泌尿器科

泌尿器科 · 2023/08/13
 梅毒については以前このブログでも取り上げましたが、昨年発症報告件数が1万件を超え、半世紀ぶりの高い感染水準となりましたので、注意喚起という意味でも、もう一度取り上げたいと思います。...

泌尿器科 · 2023/01/08
 2007年にLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)治療の手引きが刊行され、15年ぶりに改訂されました。  改訂前は診断基準として血清遊離テストステロン値が用いられていましたが、今回の改訂では血清遊離テストステロン値も使われていますが、主に欧米と同様に血清総テストステロン値が用いられています。...

泌尿器科 · 2022/04/24
 今回は診断や治療、そして再発予防について述べます。  診断  尿路結石が疑われる場合は検尿、レントゲン撮影、超音波検査やCT検査が行われます。特にCT検査は小さな結石も発見でき、結石の位置も正確に描出できます。  保存的治療  長径5㎜以下の結石は自然排石する可能性がありますので水分摂取等で経過観察します。薬物療法を行う場合もあります。...

泌尿器科 · 2022/04/17
 虫垂炎(盲腸炎)や胆石といった突然お腹が痛くなる病気がありますが、泌尿器科の病気では尿路結石が代表格です。  腎臓でできた尿は尿管、膀胱、尿道を通り排出されます。この尿の通る路(尿路)にできる結石を総称して「尿路結石」と言います。...

泌尿器科 · 2022/04/10
 今回は、薬物療法についてです。   PDE(Phosphodiesterase)5阻害薬  日本では3製剤が使用可能であり、第一選択薬です。  作用は、性的刺激に反応して起こる陰茎海綿体平滑筋の弛緩に由来する勃起を促進します。  シルデナフィル(商品名:バイアグラ)   内服後30~60分で効果を発揮します。  バルデナフィル(商品名:レビトラ)  ...

泌尿器科 · 2022/04/03
 勃起障害または勃起不全と訳されるED(erectile dysfunction)について述べます。   EDの定義   満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないかまたは維持できない状態が持続または再発すること。   EDの分類  基質性  心因性  混合性   有病率  年齢とともに上昇し、発症率は年4~66/1000人。   リスクファクター  1.加齢  2.糖尿病  3.肥満と運動不足...

泌尿器科 · 2022/03/27
精液に血が混じっている状態を「血精液症」と呼びます。 血尿など体の中から出血があると何か重大な病気のはじまりかとびっくりしてしまいます。 血精液症は怖い病気でも恥ずかしい病気でもありません。また、決して珍しいものでもなく結構普通にある疾患です。

泌尿器科 · 2022/02/20
男性ホルモンは女性も分泌しています 逆に男性も女性ホルモンを分泌しています。  今回は、テストステロン(男性ホルモンの主な構成成分)について述べます。  テストステロンは、男性では精巣(睾丸)や副腎から、女性では卵巣や副腎から産生されます。女性では男性の5~10%程度の血中テストステロン濃度です。

泌尿器科 · 2022/02/05
 精巣(睾丸)腫瘍は、患者さんが相談しにくい病気の一つではないでしょうか?  そもそも精巣(睾丸)に腫瘍ができること自体が想像しずらいかもしれません。恥ずかしいからと放置してしまうと進行してしまいますので、とても注意が必要です。  詳細は不明ですが、芸能人では爆笑問題の田中裕二さんやネプチューンの堀内健さんも経験者のようです。...

泌尿器科 · 2022/01/09
 今回は、包茎の具体的な治療や対処法についてです。   小児の包茎  

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