今回は、最近コマーシャルで見たり、聞いたりすることが多くなってきた八味地黄丸についてです。 八味地黄丸は、漢方でいう「腎虚」に用いられる漢方薬の一つです。
この番号は製薬会社が異なっていても薬剤名が同じであれば同じ番号が付けられています。
同じ病気であっても患者さんの体質や病状の進行ぐあいで漢方薬の処方内容が異なることがあります。これを「同病異治」と言います。 また、異なる病気に対して同じ漢方薬が処方されることがあります。これを「異病同治」と言います。...
「傷寒論」という漢方の古典本には主に、現代ではインフルエンザや風邪といった急性期病の症状や治療法の記載があります。急性期病は即効性が求められます。...
補中益気湯は、俗に医王湯とも呼ばれる漢方薬です。主に体力や気力が落ちている方に処方される漢方薬です。免疫機能を高めてくれる作用もあるようで、服用すると風邪やインフルエンザの予防にもなるようです(まったくかからないわけではありません)。おそらくコロナに対してもある程度は予防効果が期待できるのではないかと思います。...