コロナワクチン接種受けました
私は医療従事者の一回目のワクチン接種がすべて終了しましたと報道された日から遅れること数日後の6月10日に一回目を、二回目を仕事の都合により3週間後ではなく4週間後の7月8日に受けました。私はファイザー社製のワクチンでしたが、一回目のあと3週間後に接種できることが望ましいと考えますが、都合により難しい場合も多々あると思います。一回目の接種後6週間くらいまでに二回目が受けられればそれほど問題ないようですので、一回目接種後きっちり3週間後に予約ができなくてもあまり心配されなくてもよいようです。
医療従事者を対象とした調査では副反応の疑い症状は接種当日から翌日に出現する頻度が高いようです。一回目は主に接種部位の上腕の筋肉痛が副反応としては多いようで接種8時間以降にひどくなり、2~3日続くようです。また、二回目接種後の副反応は発熱、全身症状、倦怠感、頭痛が多く出現すると報告されています。 私は一回目接種時にはインフルエンザ(皮下注)より痛みが少なかったと感じましたが、その後上腕の筋肉痛が出現しました。筋肉痛に効果のあるといわれる漢方の麻杏よく甘湯を服用したためか(気のせいかもしれませんが)幸い一日半で痛みが軽快しました。 すでに私より先にワクチン接種を終えた医療従事者にうかがうと40歳代くらいまでの方では二回目接種後に38度台の発熱のあった方が結構いらっしゃいました。一般的によく処方される解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン(商品名:カロナールなど)はあまり効果がなかったようです。
漢方では発熱、全身症状、倦怠感、頭痛などの症状はインフルエンザと同様に考えるようでインフルエンザの際に処方されることの多い麻黄湯の処方が推奨されていました。 私は二回目接種後5時間くらいで関節痛が出現しましたので、麻黄湯を計3回服用しましたが、翌朝は接種部位の疼痛以外特に発熱もなく迎えることができました。麻黄湯を服用したためか、還暦近い年齢によるためなのかははっきりわかりませんが、私としては漢方薬のおかげと考えています。 ワクチン接種に際して漢方薬を試してみたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、麻杏よく甘湯も麻黄湯も麻黄という成分が含まれておりますので、心臓疾患等のある方には処方ができない場合がありますので、処方を希望される方はかかりつけ医等にご相談ください。