アルコール摂取は、多くのがんのリスクを上昇させる可能性が知られていますが、皮膚がんの一つである黒色腫とアルコール摂取との関連についてはしばらく知られていませんでした。
残念ながらアルコール摂取が多いと黒色腫の発症率が増加することが認められてしまいました。
また、アルコールの種類をビール、赤ワイン、白ワイン、蒸留酒に分けて評価したところ、白ワインと黒色腫の発症リスクが他の酒類より関連していることが分かりました。
アルコール摂取はさまざまながんとの関連や肝臓をはじめ他の臓器の疾患との関連も指摘されておりますので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。
参考文献
マルホ Dermado
RiveraAら Cancer Epidemiol Biomarkers Prev 2016 25