「休肝日」は意味があるのか?ないのか?

年末年始は飲酒の機会が増える季節となります。

 

 特にコロナ禍で集まることが難しかったので、仲間内で集まる機会も増えることが多くなると思います。

 

 飲酒に関して「休肝日」が大切という意見と「休肝日」は意味がないという意見も聞く機会があり、本当はどうなんだろう?と疑問があることと思います。

 

 そもそも「休肝日」とは肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けるという造語です。

 

 「休肝日」という考え方は日本独特の発想のようで海外では無いようです。

 

 

 この「休肝日」の発想は実は肝臓を休ませることが主な目的ではなく、アルコール依存症を予防することを目的としてお酒を飲まない日を作りましょう、ということのようです。

 

 大切なことは肝臓を「休ませる」ことではなく、お酒の「総量規制」を行うことだそうです。

 

 ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、ワインなら2-3杯くらいが1日の適量のようです。


 

 

 「休肝日」の翌日は反動でついつい飲み過ぎてしまったということが結構あるかと思いますが、1週間単位で量を考えていくのが良いようです。

 

 毎日飲酒をしてしまう方は「休肝日」を作る際に手持ち無沙汰になってしまいついついまた飲んでしまわないように読書や映画鑑賞、散歩等あらかじめ予定を決めておくと「休肝日」を作ることに成功しやすいようです。

 

 

「醸造酒」と「蒸留酒」

 

 お酒には糖質の多い「醸造酒」と糖質の少ない「蒸留酒」がありますが、どちらかというと「蒸留酒」の方が肝臓には優しいようです。

「醸造酒」には日本酒やビール、ワインなどが「蒸留酒」には焼酎やウイスキー、ブランデーなどがあります。

 

 お酒とは上手く付き合っていきたいと思いますが、適量を守ることが難しいのも事実ですね。